5月、柔らかい茎がワサワサと茂りだし、緑の季節になりました。 株が育つと、径2cm位の太い幹が立ち始め、脇芽も盛んにつき始めます。 その脇芽や葉の付け根より、濃いピンク色の花が咲きはじめます。 地上部分は、放っておくと、幹が2m近く伸びるのですが、 根は、地中深く伸びず、少しの衝撃で幹が倒れたりしています。 大きく伸びた茎は、支えが必須です。 また、育ち過ぎた茎は、鋏で切り詰めて、ころあいの良い高さに抑えます
似ている草花にゼニアオイが有りますが、
香りは有りません。 |
花をドライにすると、紫色が濃くなります。 マロウの花びらには、アントシアニンが含まれています。 アントシアニンの性質として、溶液が酸性になると赤く、アルカリ性になると青に、 色が変化します。ですから、マロウをハーブティにすると、 入れたてが淡いブルーパープル、レモンを入れるとピンクに変わります。 その色合いの変化も楽しみの一つですね。
アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、天然に存在する |